製造技術・工程

製造技術・工程

自然に学び、技術を磨く。
大塚食品の生産システム。

秋の野山に枯葉が積もり、その下からえのき茸の芽が出てくる・・・
そんな自然風景をイメージしながら、品質・衛生面を技術的に管理します。

  • 培地調整・仕込み

    STEP01
    培地調整・仕込み

    きのこが育つ土台となる「培地」を作ります。こだわり抜いた原料を独自の配合でブレンド、さらに季節・気温・湿度等を考慮し、細かい調整を加えます。

    POINT!

    培地をつめるビンを独自に開発。容量と口径のバランスに こだわり、品質と安定した収穫量 の両立を実現しました。

    培地をつめるビンを独自に開発
  • 殺菌

    STEP02
    殺菌

    培地をつめたビンを、殺菌釜へ。高圧殺菌で、ビン内のバクテリアやカビなどの害菌を殺菌します。

    POINT!

    すべての生産行程をコンピューターで管理。行程のほとんどを自動ライン化することで、衛生面の向上と品質・生産量の安定化を実現しています。

    すべての生産行程をコンピューターで管理
  • 接種 (種菌植え付け)

    STEP03
    接種 (種菌植え付け)

    殺菌したビンを完全無菌室の中で一晩冷やし、えのき茸の菌 (種菌) を植え付けます。種菌は 雑菌、振動などに弱く、温度変化にも敏感なため、完全無菌状態で丁寧に取り扱います。

    POINT!

    衛生服の着用やエアシャワーはもちろん、完全無菌室、作業マニュアルの遵守等、徹底した衛生管理を行っております。

    徹底した衛生管理
  • 培養・菌掻

    STEP04
    培養・菌掻

    培養室で25日間培養し、えのき茸の 菌が完全に廻るのを待ちます。その後、菌掻機で菌に刺激を与え、芽出しを促します。

  • 芽出し・抑制

    STEP05
    芽出し・抑制

    秋の野山に枯葉が積もり、その下からえのき茸の芽が出てくるような環境をつくります。芽出し後は抑制室に移動し、冬の気温でじっくりと大事に育てていきます。

    POINT!

    「抑制」とはきのこの伸びを抑えること。抑制にじっくりと時間をかけることで、太く、しっかりとした高品質のきのこに育ちます。

    太く、しっかりとした高品質のきのこ
  • 紙巻き

    STEP06
    紙巻き

    えのき茸が横に広がるのを防ぐために紙を巻きます。育ち具合を確認しながら、スタッフが手作業でひとつひとつ巻いていきます。

  • 収穫・包装

    STEP07
    収穫・包装

    14cmの長さに伸びたら、傘が開く前 に収穫開始。ひとつひとつ厳しいチェックを行い、ご要望に合わせた大きさに包装致します。

  • 出荷

    STEP08
    出荷

    徹底した温度管理で、新鮮なうちに素早く出荷。翌朝には、お客様のお手元へ届けられます。